急須で入れた、金箔茶(純金茶)

金箔茶(純金茶)の淹れ方

金箔茶(純金茶)とは?

宝和園の純金茶

金箔茶(純金茶)は、深むし濃煎茶に金箔をブレンドした高級緑茶です。金箔が茶湯の上でキラキラと光を放ちつつ踊り、贅沢なひとときを演出してくれる、特別な日にぴったりのお茶です。

今回はそんな金箔茶の美味しい淹れ方をご紹介します。

★金箔茶(純金茶)の淹れ方(一般的な淹れ方)

1.人数分の茶碗にお湯を注ぎ湯冷ましをする

・お湯の量は1人あたり90m用意します。
・茶碗の大きさは、は中ぶりが丁度良い大きさになります。

2.お茶の葉を急須に入れる

急須を用意します。茶漉しの目が細かすぎると金粉が湯飲みに出にくくなりますので、茶漉しの目がやや粗めの急須があれがそちらを使用して下さい。

茶葉の量の目安

,2〜3人分の場合、1人3gが目安になります。(計6g〜9g)
・1人分を入れる場合は少し多めに5グラム程度用意しましょう。
・10人分くらいを入れる場合には20g程度となります。

3.湯冷まししたお湯を急須に注ぐ

・お湯の温度が90℃程度まで冷めたら急須にお湯を注ぎます。
・茶葉の浸出時間は約25秒程度が理想です。
(宝和園の金箔茶は深むし煎茶を使用しています。深蒸し茶は生葉を蒸す工程で蒸熱程度を強くして作られたお茶で、葉の粒度が細くなっているので浸出時間を普通煎茶と比べ少し短くします。)

4.お茶を茶碗に注ぐ(まわしつぎ)

急須のお茶を濃淡のないように少しずつ茶碗に注ぐ「廻しつぎ」の説明。

・分量は均一に、濃淡のないように少しずつ茶碗に注ぐ「廻しつぎ」をします。
・最後の1滴まで絞り切ることがポイントです!
(注ぎきることによって急須の中にお湯を残さないことが、後の2煎目をおいしく入れる秘訣です)
・飲むときの温度は50~60℃程度がお勧めです。

◎2煎目の入れ方

・2煎目はお湯を注いでから10秒待ちましょう。(温度は1煎目よりもやや高い温度で浸出)
・1煎目で入れたお湯を目安としてポットから直接急須へ注いでも良いがこの場合はあまり間をおかず、茶碗に「廻しつぎ」をします。
・渋味を避けたい場合には同量入れられる湯冷まし器を用意して、少し冷ましてから入れると良いでしょう。

宝和園の金箔茶

急須で入れた、金箔茶(純金茶)

宝和園の金箔茶(純金茶)は、宝和園オリジナルのプレミアムブレンド茶を深蒸しし、加賀金箔名人と特別契約した純金茶専用の最高級本金を使用しております。

宝和園の使用する金箔の起源は古く、加賀初代藩主前田利家が、今から約400年前(安土桃山時代末期・16世紀後半)に石川県の金沢や能登で製造にとりかかったのがその発端とされています。以来、連綿としてその精緻な技術が伝えられ、今日では通産大臣より伝統的工芸材料の指定を受けるとともに、国内生産の99%を占める金沢箔として発展を遂げました。

その加賀前田家御用達のある料亭では、上得意様のお客様がお正月に始めて来店をした折に、何よりも先に『金箔の浮いたお茶』をお出ししたそうです。この逸話に感銘を受けた店主岡本が加賀金箔名人と特別契約し、純金茶専用の最高級本金を使用、試行錯誤の末に創り上げたのがこちらの『純金茶』です。

加賀金箔のプレミアムブレンド茶〈純金茶〉金箔茶 70g
1,080
数量

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