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七十七夜とは?2026年静岡産新茶の入荷と、一番茶の美味しい淹れ方

健康 2026.05.07.

立春から数えて77日目の夜、「七十七夜」を過ぎると掛川の茶畑では一番茶の摘み取りが始まります。

今年の掛川は冬の寒さが厳しく、3月下旬から一転して気温が上昇しました。この「寒冬・暖春」の条件が、新茶の旨み成分テアニンを豊富に蓄えさせました。

生産農家からも「今年は香りと甘みが例年以上に出ている」という声が届いています。

本記事では、七十七夜の意味と由来、宝和園の2026年新茶入荷情報、そして甘みと旨みを最大限に引き出す淹れ方をわかりやすくお伝えします。

1. 七十七夜(しちじゅうしちや)とは

七十七夜摘みの茶畑のイメージ

七十七夜とは、立春(今年は2月4日)から数えて77日目の夜のことです。2026年は4月22日(水)がその日にあたりました。

日本には古くから「八十八夜の別れ霜」という言葉があります。これは88日目(八十八夜)を境に霜が降りなくなり、農作業を安心して始められるという意味です。七十七夜はその少し手前にあたり、お茶の産地では「最初の一番茶が摘み始まる頃」として大切にされてきました。

江戸時代から続くお茶問屋・宝和園のある掛川でも、七十七夜前後は茶農家が総出で畑に出る繁忙期。

茶摘み娘の姿が茶畑を彩り、新緑の香りが集落全体に広がるこの時期は、一年でもっとも活気に満ちた季節です。

2. 七十七夜摘みの新茶が特別な理由

一番茶(新茶)が他の時期のお茶と比べて格段に美味しい理由は、成分の豊かさにあります。

茶木は冬の間、光合成ができない状態でひたすら根から養分を吸い上げ、幹や枝に蓄積し続けます。

春に新芽が芽吹くとき、その蓄えが一気に放出されます。このため、七十七夜前後に摘まれる一番茶は成分が年間でもっとも高い濃度になります。

テアニン(アミノ酸)

お茶特有の甘みと旨みのもと。二番茶・三番茶と比べて2〜3倍の含有量

EGCG(エピガロカテキンガレート)

抗酸化力が最も高いカテキン。脂肪燃焼・免疫サポートに関連

ビタミンC

緑茶のビタミンCは加熱に強く、一番茶で年間最高値になる

新茶香(にいちゃこう)

若葉だけに含まれる青々とした香り成分。夏茶・秋冬番茶では失われる

3. 2026年の新茶について(産地情報)

今年の静岡県・掛川産新茶の出来について、産地から届いた情報をお伝えします。

今年の気候条件

2025年12月〜2026年2月は全国的に寒さが厳しく、掛川でも最低気温が-2〜-3℃になる日が例年より多くなりました。

3月下旬から急速に気温が上昇し、4月は晴天が続きました。この「寒冬・暖春」パターンは、お茶の品質にとって好条件です。

理由は2つあります。第一に、寒い冬がテアニン(旨み・甘み成分)の蓄積を促進します。第二に、春の気温上昇が芽の成長を一気に加速し、やわらかく栄養豊富な芽が揃います。

生産農家からの声

宝和園が長年取引している掛川市内の契約農家からは「今年は芽の揃いが良く、香りが例年よりしっかり出ている」という報告が届いています。

荒茶(摘み取り直後の未仕上げ茶)の段階から、甘みのある新茶香が強く感じられるとのことです。

4. 宝和園の七十七夜摘み新茶2026

宝和園では、2026年産の七十七夜摘み新茶を3種類ご用意しています。

新茶|七十七夜摘み|ゆたかみどり|鹿児島県産

¥2,376

在庫15個

新茶|大走り七十七夜摘み|やぶきた|静岡県産

¥1,836

在庫13個

新茶|七十七夜摘み|さえみどり|静岡県産

¥1,188

在庫12個

※ 七十七夜新茶は数量限定です。七十七夜の摘み取り分が限られるため、早めのご注文をおすすめします。

5. 新茶の美味しい淹れ方(温度・時間の完全ガイド)

新茶は通常の煎茶より若くやわらかい茶葉で作られているため、高温で淹れると苦みや渋みが強く出てしまいます。

せっかくの甘みと旨みを最大限に引き出すには、少し低めの温度でゆっくりと淹れるのがポイントです。

基本の淹れ方(1人分)

急須を温める

沸騰したお湯を急須に入れ、10秒ほど経ったら捨てます(急須が温まることで茶葉が開きやすくなります)

茶葉を計る

1人分=約3g(ティースプーン軽く1杯程度)を急須に入れます

お湯の温度を下げる

沸騰したお湯を湯飲みに一度移すと約10℃下がります。70〜75℃が理想的です。新茶は特に低温推奨です

注ぐ

お湯70〜80mlを静かに注ぎます(勢いよく注ぐと渋みが出やすくなります)

待つ

60〜90秒。新茶は時間をかけるほど旨みと甘みが増します

注ぎ切る

最後の一滴まで残さず注ぎ切ります(「黄金の一滴」と呼ばれる旨みが凝縮されています)

よくある失敗と対策

  • 「渋くて飲みにくい」→ お湯の温度が高すぎます。60〜70℃でもう一度試してください
  • 「薄くて物足りない」→ 茶葉の量を少し増やすか、蒸らし時間を90秒に延ばしてみてください
  • 「香りが弱い」→ 急須を十分に温めていない可能性があります。また、茶葉は開封直後が最も香りが高いです

6. まとめ:七十七夜の新茶で、この季節だけの一杯を

七十七夜(2026年は4月22日(水))から八十八夜にかけての2週間は、1年の中でもっとも新茶が美味しい「黄金の期間」です。

この時期だけの若葉が持つ、甘い新茶香とテアニンの豊かな旨み。70℃のお湯でゆっくり90秒待つだけで、日常の一杯がまったく別の体験になります。

宝和園の2026年産七十七夜摘み新茶は現在受付中です。数量限定のため、ご希望の方はお早めにどうぞ。

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